輝月ゆうまさんの輪舞曲

もしかして、ベルサイユのばら 宝塚歌劇団星組

星組大劇場公演の初日映像を見た。

一瞬だけ見える二幕「Tiara Azul -Destino-」の礼真琴さんと舞空瞳さんのデュエットダンスとおそらくはメインテーマの歌だけで、今の星組にしかできないショーなのだろうと確信した。

一幕「記憶にございません」は原作が政界コメディで宝塚歌劇とどのような化学反応が起きるのかも楽しみだ。

輝月ゆうまさんが出ているのが心強い。

花の95期生で、同期男役トップスターの大作には必ずキャスティングされ、月組「グレートギャツビー」、星組「1789」、花組「アルカンシェル」と、どれも憎い役どころを期待以上の憎さで演じてきた。

コミカルな役もお手のもので、水美舞斗さんが花組に在籍していたころの「TOP HAT」を見ると、柚香光さんと三人の相性の良さがよく分かる。

今作は後者の魅力なのかと想像するだけで、期待が膨らみ破裂しそうだ。

まだ始まったばかりで気が早いことは承知だが、次は朝美絢さんの雪組トップスターお披露目公演にぜひ出演してもらいたいと思う。

舞空瞳さんの退団公演が、誰ひとり欠けることなく幸せな時間をファンとともに共有されることを願ってやまない。

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